ぶろぐ4 ~「人が考えるのをやめるのは、イメージを探すときだ ドン!」~

 格言というのは、誰もが隠しもつ暴言なのですが、そんな格言(暴言)をサブタイトルにしてみました。

 

 イメージや表象の事例を探すとき、もう考えるのやめてるよね、ってことですね。

 

 世界には、そして映画や漫画や小説にはいろんなイメージがあります。たくさんのイメージの事例があります。そんな中で、ある特定のイメージに「魅了」されてしまった人は、そのイメージから何かを取り出すように、イメージを収集する旅を始めます。とても楽しい作業でしょう。自分が好きなあの映画と、あの小説に、同じイメージが表れていると知った時には。

 

 私自身、そんなイメージの虜になったことがありますし、いまでもなります。だからこそ、このような暴言を吐いているわけです。私を虜にしたイメージは、「双子の姉妹で、口の利くことができない妹と、やけに丁寧な口調の姉」というイメージや、あるいは単純に「泉」というイメージです。

 

 あそこにも、あの文章にも、村上春樹だって、プラトンだって泉のイメージがある!と言い出したら、もうそれは飲み会です。戯言です。

 

 さて実は、私はいまある新たなイメージに取りつかれています。イメージはまだ私を思考させたくないようです。私もまた考えたくないようです。

 

 では、どんなイメージが私を魅惑しているのか。それは次回書きます。